家庭教師・個別指導塾・集団指導塾の指導方法を比較

※この記事は前回の「家庭教師・個別指導塾・集団指導塾の比較表」で掲載した指導方法に関する項目(No.16~18)の評価理由について解説したページです。 まだ読まれていない方は是非そちらからお先にどうぞ。

No16. 先生が生徒の進行状況を把握してくれる

・家庭教師(◎)

ズバリ!可能です。そのための家庭教師(=自分だけの先生)なのです。家庭教師は学校の成績やテストの点数だけをみているのではありません。生徒が解説を聞いている時の表情をみたり、問題を解いている最中も、家庭教師は生徒の表情やえんぴつの動きを見ながら

  • 「どんな解き方をしているのか」
  • 「どこでよく引っかかるのか」
  • 「どこがすらすら解けたのか」

などじっと観察しながら生徒の進行状況を常に把握しようと努めているんです。よってこの項目の家庭教師の評価は(◎)です。

・個別指導塾(△)

家庭教師より実質の指導時間が短いにしても、個人指導塾も一応1対1で指導が受けられるのである程度なら生徒の進行状況を把握することは可能です。しかし、講師の頭の中は1人の生徒だけに集中しているわけではなく、他の複数の生徒にも気を配りながら指導に当たっています。

ということは授業中1人の生徒だけに集中している家庭教師に比べると、生徒1人に対する進行状況の把握の度合いは、受け持っている生徒の人数が多ければ多いほど低くならざるを得ません。家庭教師のように同時に2人までならそれぞれの生徒が

  • 「どんな解き方をしているのか」
  • 「どこでよく引っかかるのか」
  • 「どこがすらすら解けたのか」

など観察できますが、3人以上となると、各生徒の進行状況を細かく把握することは至難の業です。よって個別指導塾の評価は(△)です。もちろん個別指導塾でも3人以上受け持つ塾ならば評価は(×)になります。

・集団指導塾(×)

できません。塾のテストや授業中の皆の反応でクラス全体のレベルや理解度はある程度把握できますが、クラスの全生徒が今どこでつまづいて、どこまで理解してるのかなどの進行状況を細かく把握することはできません。よって評価は(×)です。

もし集団指導塾でそれを望むなら「一クラス5名以下」や「専任講師+補助講師1名以上」などの塾を選ぶと、家庭教師や個別指導塾ほどではありませんが、生徒一人ひとりの進行状況もある程度は把握しながら授業を進めてくれるかもしれません。集団指導塾は家庭教師や個別指導塾とは違い授業内容が統一されているので、やり方次第では可能ということです。しかしその分は料金が高くなるでしょう。

No17. 性格やクセなど勉強以外の情報も把握してくれる

・家庭教師(◎)

十分な指導時間が確保できる家庭教師なら可能です。家庭教師は勉強だけでなく、その生徒の性格やクセにも注目しながら授業をしています。

「この子はここで褒めるとやる気がでるな」とか、
「ここで休憩入れとくと、また集中力が戻るな」とか、
「宿題はメモさせておかないとまた忘れて違うページをやってきそうだな」
「学校のテストの日程を連絡するように、この子だけじゃなくお母さんにも言っておかないと、また急に『明日からテスト!』なんて言いかねないな」

という感じで勉強や勉強以外にも色々な視点から生徒に注目して指導にあたっています。よって評価は(◎)です。

・個別指導塾(△)

個別指導塾の場合はただでも実質の指導時間が限られています。また講師は同時に複数の生徒の学力レベルや進行状況を把握しなければなりません。直接勉強以外のことまで把握し、注意をはらって指導するということは難しくなります。ただし絶対に無理ということではありません。長いこと同じ講師に指導してもらえば、ゆっくりではありますが勉強以外の事も把握してくれるでしょう。家庭教師ほど把握してもらうには時間がかかるということですね。よって評価は(△)です。

・集団指導塾(×)

集団指導塾の場合はほぼ無理です。講師は一人で大人数の生徒を相手に授業をしますから、一人ひとりの学力や進行状況を把握するのも困難なのに、ましてや生徒一人ひとりの性格やクセまで把握するということはほぼ不可能です。せいぜい名前や印象くらいまででしょう。あとはテストの点数や宿題のでき具合など集めたデータから一人ひとりの情報を把握することくらいです。よって評価は(×)です。

No18. 先生が生徒の学力レベルを把握してくれる

注目!
先生が担当の生徒の学力レベルをどれだけ把握しているかで、授業の進め方や宿題の量、宿題のレベル、今後の授業計画などが大きく変わってきます。なので先生が生徒の学力をどれだけ把握することができるのかも家庭教師か個別指導塾かを決める際の注目ポイントです。

サブ的な役割として家庭教師か個別指導塾のどちらかを取り入れたい場合は、学力レベルの把握がそこまで重要ではないので、個別指導塾でも十分にやっていけるでしょう。逆に家庭教師か個別指導塾かをメインにと考えている場合は、学力レベルの把握はかなり重要です。よって自ずと家庭教師を選ぶことになるでしょう。(完全な1対1の個別指導塾でもOK)

・家庭教師(◎)

家庭教師なら可能です。進行状況の項目と同様に、家庭教師は授業中その生徒が

  • 「どんな解き方をしているのか」
  • 「どこでよく引っかかるのか」
  • 「どこがすらすら解けたのか」

などを生徒の表情や手の動きを観察しながら指導に当たっています。これは進行状況の把握できるだけではありません。このような観察作業に加えて、生徒からの質問の内容やその質問に対する家庭教師からの回答を聞いた時の生徒の反応など、様々な角度から生徒を観察し今この子はどの位置(学力レベル)にいるのかを把握するように家庭教師は努めているのです。

・個別指導塾(△)

個別指導塾の場合は同時に受け持つ生徒の人数によります。受け持つ生徒が1人でない限り、学力レベルの把握の度合いは家庭教師に軍配が上がります。しかし個別指導塾でも受け持つ生徒が3人までなら、その3人の生徒の学力レベルをある程度は把握できるでしょう。もちろんこれは講師の力量によって2人なのか4人なのかはたまた5人までなら把握できるのかは違ってます。

・集団指導塾(×)

ほとんど無理に近いです。学校と塾のテストや成績からある程度の学力レベルを把握することはできますが、担当の講師がクラス全生徒の学力レベルを一人ひとり細かく把握することはできません。よって評価は(×)です。

もし集団指導塾で学力レベルの把握を望むなら、「一クラス5名以下」などの少人数制の塾を選ぶしかありません。それなら家庭教師や個別指導塾ほどではありませんが、生徒一人ひとりの学力レベルもある程度把握しながら授業を進めてくれるでしょう。集団指導塾は家庭教師や個別指導塾とは違い毎回授業でやる箇所が全員同じですから、少人数制の塾ならば講師が授業中に各生徒を見て回れるので可能というわけです。しかしその分、料金が高くなるのでその点も忘れてはいけません。

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