家庭教師派遣業者の賢い選び方

皆さんもご存知の通り、家庭教師派遣業者には悪徳業者が存在します。一般社会からは少し隔離された業界なので健全性が欠けています。

しかしそんな中にもきちんとした派遣業者はあります。今回はその見分けるポイント(条件)について解説します。

良い家庭教師派遣業者の最低条件は次4つです。

  1. 料金が明瞭会計
  2. 頻繁に社名変更していないこと
  3. 高額な教材販売をしていないこと
  4. 家庭教師への待遇が悪くないこと
    (特に時給は2000円以上かつ報酬支払いの遅延や未払いがないこと)

良い家庭教師派遣業者の最低条件

料金が明瞭会計

一部の人を除き、家庭教師は短期的に利用するものではありません。継続してはじめて成果が得られます。そして家庭教師は安い買い物でもありません。家計ではまかなえないほどの金額だった場合、継続が難しくなるので、長いスパンで支払える金額の派遣業者を選ぶことが重要です。

そのためには事前に料金を把握する必要があります。明瞭会計な料金システムであれば契約する前にきちんと費用が計算でき、長いスパンでの授業計画も立てられるので安心です。

その明瞭会計な料金とは、
「派遣業者の利益+家庭教師の報酬+交通費=家庭が支払う料金」です。

つまり後から追加で○○料とか××料とか言って請求してこないということです。

また派遣業者の中には、この「派遣業者の利益」を取らずに「管理費」や「教材費」という名目で利益を確保する派遣業者がいますが、そういった派遣業者の場合はサポートが雑になる傾向にあります。

家庭教師のノーバス家庭教師のだるまのように本当の意味での管理費なら良いのですが、授業料金に利益を加えない業者はそもそも家庭教師の派遣が主体ではないですからね。教材販売会社が片手間で家庭教師を派遣しているだけです。

管理費は通常固定なのでたくさん授業をする生徒にしてみれば、管理費制の方が安く抑えられるので良いと感じるかもしれませんが、安いなりのサポートしか受けられません。

例えば、家庭教師の人選も適当にだったり、トラブルの相談をしても電話口の対応は良いけど結局何もしてくれなかったり、受験資料を送ってくれたけど中身はその辺の書店に置いてある本のコピーだったりなど・・・。

まぁサポートと言える様なものは受けられない可能性が高いということです。私は個人的にはきちんとしたサポートを受けたいならそれなりの対価を支払うべきだと思います。

管理費うんぬんではなく、きちんと家庭教師派遣の報酬として利益を確保する会社がきちんとしたサポートをしてくれる傾向が強いと経験上思います。

「管理費」や「教材費」の詳細についてはまた別の機会に解説したいと思います。

頻繁に社名変更していないこと

悪徳業者は世間から評判が悪くなるたびに社名を変更しています。しかし母体は同じなので手法も同じです。例えば高額な教材をローンで購入させるといった手法です。

社名変更していないかを調べる方法は、ネットで派遣業者名に「社名変更」というキーワードを付け加えるなどで検索してみて下さい。

通常の合併やブランドイメージの刷新で社名を変更することはどの業界でもあることなので、くれぐれも一度でも変更があればダメだなんて勘違いはしてはいけません。

短期間に何度も変えている場合が怪しいということです。

高額な教材販売をしていないこと

教材販売には二つあります。一つは、数十万以上の高額な教材をローンを組ませるなどして一度に購入させる販売方法です。もう一つは教材費という名目で分割で支払わせる方法です。

どちらにせよ私がこれまで見てきたこういう類の教材はその値段ほどの価値はありません。私は何度も高額教材をみてきましたが、書店で売られている千円、二千円の物と何もかわりません。

私は教材研究の末、安くて高品質の教材をいくつか組み合わせて指導するのですが、それでも1学年1教科当たり2,000円もあれば十分です。3,000円あれば難易度の高い応用問題集も買えるので、かなり充実した勉強ができます。5教科で計算しても10,000~15,000円です。これは小中学生までの話ですが、高校生でも1教科当たり3,000~4,000円あれば良いものが手に入るでしょう。

私の例で言えば、毎回英語のテストで(100点中)20点も取れない中三の女の子にこれらの教材だけで指導し、たった三ヶ月で80点以上取れるようになりました。この子の場合は難しい問題は必要なかったので1,000円程度の教材を1冊だけ購入してもらい、ただそれを使って指導しただけです。その後、この子は学校からも「高校には行けない」と言われていたにも関わらず、見事希望していた高校に受かりました。

このように市販の安い教材でも十分に成果は出ます。私はこれらの教材を生徒に購入させる前に初回や体験授業の再に必ず見みてもらいます。

高額教材を購入してしまった生徒や親御さんは全員が、「何これ!?中身があんまり変わらない(・・; というより先生の教材の方が問題量も多くて解説も詳しいしカラフルで分かり易い(・・;」というような事を言います。

そりゃそうです。教材販売会社の教材も原価はべらぼうに高いわけではありません。そもそも高い教材はあまり売れるものではないので、営業マンや電話勧誘するバイトの学生に高い給料を払ってあの手この手で販売させているので自ずと教材費も高くなるという仕組みです。

まぁ何にせよ、高額教材を買うメリットは一つもないということです。そんな質が伴わないような教材に何十万も払うくらいなら良い家庭教師にたくさん授業してもらった方が成果は何十倍、何百倍も出ます!

家庭教師への待遇が悪くないこと

個人的にはこれが良い家庭教師派遣業者を見極める肝だと思っているのですが、家庭教師を大切にしない業者は親御さんや生徒も大切にしません。いくら話が上手くても、対応が丁寧でも所詮は自分の利益のことだけしか考えていない証拠です。

人件費を安く抑えれば抑えるほど質の悪い家庭教師(指導中マンガを読むとか、頻繁にドタキャンするとか)が集まってきます。そして良い家庭教師はどんどん辞めていき、待遇が良い派遣業者へと移っていきます。

これはどの業界でも同じです。例えばお給料の安い飲食店に行くとサービスが悪かったり料理がまずかったり不衛生だったりしますよね。逆にお給料が高い飲食店だと、こちらが気付かない点まで気を配ってくれたり、料理も最高で店内もとても綺麗です。

怠け者は「そんなめんどくさい事してまで働きたくない」とお給料の安い飲食店に集まり、頑張り屋さんで優秀な人は「やりがいもあるし、自分のスキルも伸ばせる!それにきちんと評価もしてくれる!」とお給料が高い飲食店に集まります。家庭教師派遣もこれと同じです。

家庭教師を大切にしているかどうかを単純に判断するのは難しいですが、私の経験ではだいたい時給2,000円がボーダーラインだと感じています。最低でも田舎で1,800円がギリギリです。

時給2,000円未満だと、家庭教師には資料や報告書を作成する時間、移動時間など給料が発生しない時間があるので、時給換算すると最低賃金を下回る人も結構多いです。

「そこまでして家庭教師を続ける意味が本当にあるのか?」、「どうせ一生懸命やるならきちんと評価してくれるところで働きたい!」そう思うのが人間です。

学費や生活費を家庭教師のお給料でまかなっている人も多く、そういった人たちはお給料が安すぎると続けたくても続けられないんです。

これでは良い家庭教師がどんどん辞めてしまいます。そうなれば、家庭教師を利用する生徒の学力にも悪い影響を及ぼします。

そうならないためにも、家庭教師を大切にする派遣業者を選ぶべきです。

その一つの判断材料が時給2,000円以上というわけです。あとこれは当たり前の話ですが、お給料の遅延や未払いのある派遣業者は完全にアウトです。全国的に超有名どころでもそういった行為があるようなので、くれぐれも注意しましょう。

ちなみに時給2,000円以上で家庭教師を雇っている派遣業者には家庭教師のだるまなどがあります。

以上の4項目に注意しながら探せば、自分にたちに合った良い家庭教師派遣業者が見つかると思います。

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