悪徳な家庭教師派遣業者の「料金ぼったくり」の手口!

前回は悪徳業者がプロとして指導できない人間までもプロ家庭教師として派遣しているという衝撃の実態をお話ししましたが、今回も皆さんが知らない衝撃の実態をお話しします。

(※前回の記事↓)

これはプロ家庭教師に限ったことではなく、プロでない家庭教師にもいえることなので、プロ家庭教師に依頼するにしろ普通の家庭教師に依頼するにしろ知っておいた方が身のためです。

さもないと、高額な料金を支払わされることになるかもしません。。。

悪徳な家庭教師派遣業者は授業料を提示しない?

悪徳な家庭教師派遣業者はプロだろうがプロでなかろうが、プロとして派遣するのですが、悪事はそれだけではなかったのです。

なんと、提示する料金に関してもご家庭との面談の際に営業マンがそれとなくお財布事情をうかがって、払えそうなご家庭には料金を高く提示する派遣業者がいるんです。

だからホームページには料金が載っていない業者があるんです。

もちろんホームページに料金が載っていない派遣業者が全て悪徳業者というわけではないと思います(そうと信じたい)が、料金が載せられないのには理由があるんです。

「ただ忘れてた」なんて理由は通用しません。きちんとホームページまで作成しているわけですから、そんな安易なミスはしません。ホームページって作るのに安くても数十万円、高いと数百万円という世界なのでそんな安易なミスはまずしません。

ホームページに料金を載せていない理由については最後にお話しするとして、先にその悪徳派遣業者を見抜く方法についてお話したいと思います。

悪徳業者を見抜く方法!

悪徳な家庭教師業者を見抜くのは、面談の際、もしくは問い合わせた際に相手の反応を見て判断します。

とはいっても、何ら難しいテクニックが必要なわけではないのでご安心下さい。

その方法とは面談や問い合わせた際の会話の中で、もし料金について質問しても、後回しにしようとしたり明確な金額を提示しなければ悪徳業者である可能性が高いです。こうやって料金の質問をするだけで、悪徳業者かそうでないかを見抜ける可能性はかなり高いです。

悪徳業者の手口としては、会話の中で相手がいくら払えそうかそれとなく様子をうかがってから、経済的に余裕がありそうなら高い料金を提示し、経済的にぎりぎりだと判断すればちょっと抑え気味な料金を提示してきます。

要は家庭側が払えそうな額でもできるだけ高い額を提示してくるのです。

これを見抜くには、面談の始めの方で自分がどういう指導を受けたいのかを伝えた上で、料金がいくらなのかを質問することです。もし料金の話しを後回しにしようとしたり、明確な金額を提示しなければ悪徳業者である可能性が高いです。

健全な家庭教師業者なら、「それならこちらのコースなので○○円ですね」と親切に教えてくれるはずです。

家庭教師業者がHPに料金を載せられない理由

家庭教師業者がホームページに料金を載せられない理由はおそらく二つあります。

一つは、上で説明したようにご家庭のお財布事情によって料金を高額に提示したいから。

もう一つは、対象の学年やコースが多くて料金体系がそれぞれ異なるから。

一つ目の理由は言語道断です。悪徳派遣業者といわれても当然です。一方、二つ目の理由はこれは理解はできます。家庭教師業者の中には経営方針として、指導対象とする学年や分野を絞っている業者と、敢えて絞らずに幅広く対応している業者があります。

これは一般論ですが、指導する学年や分野を絞るとより専門性が高くなるので、その分家庭教師も特別なスキルをもった人材を揃えなければなりません。ということは料金も高くなる傾向にあるわけです。

例えば中学受験の専門家庭教師難関大学の受験指導専門の家庭教師なんかがそれにあたります。もちろん単純に料金が高くなるわけではなく、通常では受けられない高いレベルの指導が受けられます。よって、得られる成果も通常の家庭教師よりも多いです。

これに対して指導する学年や分野が幅広い家庭教師業者は料金は高くないのですが、それぞれの学年や指導する分野によって料金が異なります。

簡単に言えば、コースによって料金が違うので、ホームページに全部載せると逆に混乱を招いてしまうから敢えて載せていない場合もあります。これは私は理解できます。

例えば、基礎学力の指導をするのと難関校への受験対策指導をするのとではサービスの内容(レベル)が全く違うので同じ料金ではできない場合が多いです。

私も中学生に中学の基礎を指導するのと高校生に大学受験の指導をするのとを同じ料金でやってくれと言われても、まず受けません。前者を後者と同じ額にするというなら別ですが・・・。

このように幅広く対応している家庭教師業者はそれなりに料金を細かく設定しないと経営が成り立たたない業者もあるので、料金システムが単純じゃないからといって悪徳業者と決め付けるのはちょっと強引かなと個人的には思います。

もしかすると、皆さんの中で既に気になる家庭教師業者があるという人もいると思います。だけど、詳しい料金がホームページでは分からないという場合は、始めから悪徳業者だと決め付けるのではなく、とりあえず話しを聞いてみるのは有りだと思います。

その話の中でもし料金について質問しても、後回しにしようとしたり明確な金額を提示しなければ悪徳業者である可能性が高いです。

この記事を書いた人

指導歴6年の元家庭教師。運動も大好きでスポーツの家庭教師も4年ほど経験。趣味はマラソン、筋トレ、バスケ、サッカー、フットサル、散歩、読書、調べ物など。高校受験時に家庭教師を利用した際に高額教材販売にひっかかり中高6年間分180万円を支払う。しかも教材は使用済みというオチ。当時は受験間近で精神的余裕がなく泣寝入りしたという辛い過去を持つ。他の子供達やご家庭にはそんな辛い経験をさせたくない、経験者目線で賢い家庭教師の選び方を広めようとの思いで、この「賢者の選択」を立ち上げる。

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