家庭教師の先生を穏便に変更させる・辞めてもらうには?

家庭教師を頼んでいて、「最初はいいと思ったんだけれども相性が合わない」「時間にルーズなどの問題点が出てきた」ということはよくあります。

改善されない場合は家庭教師を変更したり辞めてもらうことも、お子様の成績アップのためには重要です。

しかし、「変更や解約は言い出しづらい」「住所も知られているし、逆恨みされたらどうしよう」と不安になる方も多いでしょう。

今回は、そんな方のために家庭教師の先生を穏便に変更したり辞めてもらう時にどうしたらいいかを解説します。

早く自分に合った先生に交代してもらい、時間とお金を有効活用できるようにしましょう!

家庭教師派遣センター経由か個人契約で対応が異なる

家庭教師の先生を変更したいと思った時の手順は、その先生が家庭教師派遣センター経由で来ているか、個人契約なのかで異なってきます。

以下でそれぞれを解説しますので、自分のパターンに合わせて対応していきましょう。

家庭教師派遣センター経由の場合

家庭教師派遣センター経由の場合は、理由を派遣センターに伝えて「変更して欲しい」と伝えるだけで大丈夫です。

派遣センターの社員が家庭教師に変更を伝え、新しい担当の家庭教師を選択して手配するところまでやってくれます。

ご家庭と家庭教師の間に派遣センターが入りますので、その後のトラブルが起きる可能性も格段に減ります。

家庭教師派遣センターには、ぼかした理由ではなく、正直に理由を言うことが大事です。

派遣センターは、ご家庭から伝えられた理由を元に次の先生を選定するからです。正直に理由を伝えることでより自分に合った先生を探してもらえます。

もし、先生からの逆恨みなどが怖い場合は、センター側に「先生には理由を伝えないで欲しい」と頼めば、嘘の理由などで対応してくれます。

ただ、通常は講師変更を恐れる必要はありません。

人格的に問題のありそうな家庭教師はそもそも派遣センター側でも採用しなかったり、クレームが続く講師には授業を入れないようにしていたりします。

個人契約の場合

個人契約の場合は、先生変更=今の先生との契約終了になるので、より言い出しづらくなりますよね。

しかし、家庭教師にとって講師変更は「よくあること」です。

ですから、不満や理由などをはっきり「だから辞めてもらいます」と伝えてもほとんどの場合は大丈夫です。

そうは言っても、個人契約の場合はその結果トラブルになっても自分で解決するしかありませんので、もし怖い場合は別の理由を用意するのが良いでしょう。

例えば、「受験をやめることにした」「金銭面的に家庭教師を続けるのが難しくなった」などの理由を伝えれば当たり障りなく辞められます。

「他の塾に通いたい」などだと併用を勧められてしまうこともありますので、家庭教師側が粘りにくい理由を用意するのがコツです。

また、突然ではやはり反感を買いがちですので、契約終了は1ヶ月前くらいに伝えるのがベスト。

1ヶ月も我慢できない、もう2度と来てほしくないというのであれば、「もう受験する気はないのに来てもらうのは申し訳ないから」などと言って次月分の月謝を渡してしまうのも手です。

出費にはなってしまいますが、解約金や手切れ金だと思いましょう。

また、逆恨みを避けるために「惜しまれつつ辞めた」「非があるわけではない」と家庭教師に思わせることも重要です。

最後にコップやペンなどのちょっとした記念品をあげればより丁寧になります。

まとめ:個人契約の家庭教師に穏便に辞めてもらうのは大変!

家庭教師を変更させる、辞めてもらうなどのネガティブな話題はどうしても切り出しづらいものです。

しかし、ずるずると時間とお金をムダにしてしまうことほどもったいないことはありません。

「この先生、相性が良くないな」と気づいたら、できるだけ早く別の家庭教師に切り替えるようにしましょう。

その際、上記の通り個人契約の家庭教師に辞めてもらうのは大変なので、そもそも選ばないことをおすすめします。

ちょっとお金をケチったばかりに余計な悩みやトラブルを抱えてしまっては、伸びる成績も伸びなくなってしまいます。

家庭教師を探す時は派遣センターを使って、自分に合った家庭教師を気兼ねなく探しましょう!

派遣センターが気になる方はこちらが参考になると思います。

この記事を書いた人

【元個別指導塾講師(4年)・元家庭教師(2年)】
個別指導塾講師として小学校低学年~中学受験、大学受験(歯学部受験を含む)を指導。家庭教師としては中高生の内申点対策を中心に受け持つ。現在は教育や子供関連を中心としたライターとして活躍中。

二木原 恭子をフォローする
賢い家庭教師の選び方
二木原 恭子をフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました