今持っている参考書や、学校の教科書で教えてもらえるのは家庭教師のメリットの1つ。
ですが、実は教材の選び方でも成績アップの効率が変わってくる事をご存知でしょうか?
今回は、家庭教師で使う教材でお悩みのご家庭に向けて、どんなものがテキストとして向いているのかを解説します。
自分のレベルに合っているだけでなく、家庭教師も使いやすい教材を使う事でより効率的に授業を受けられますよ!
そもそも家庭教師を頼む時は教材を買うべき?
家庭教師を頼む=新規教材の購入が必要、というわけではありません。
学校の補習メインの場合などはまず学校の教科書やワークの復習から始めるべきですし、その場合は新たに購入する必要はありません。
ですが、演習量を増やしたい、より高度な内容を勉強したい、前の学年に戻ってやり直したい等の場合は別途購入をおすすめします。
家庭教師で使う教材の基本は「解説が充実したもの」がおすすめ!
では、教材を購入する時はどのようなものを選んだらいいのでしょうか。
家庭教師での学習は「自分で勉強を進めて、わからないところを先生に聞く」のが基本です。
そのため、どのような目的であってもまずは解説が充実したものを選ぶべきです。
解答だけでなく、その解答に至るまでの考え方までしっかりと書かれているかをチェックした上で、自分の目標やレベルに合わせたものを選ぶ必要があります。
目安としては「解答のほうが問題より長い」「解説を読んだ時に意味が分かる」ものを探す事をおすすめします。
自分が間違えた時の理由や、合っていた時の考え方が正しいものだったかどうかを確認できなくては意味がありません。
丁寧な解説がついており、自分で読んで意味がわかる=自分のレベルに合っている物を選びましょう。
また、解答が充実したものならば、家庭教師の先生に見せた時に、どこにつまづいたのかすぐに先生が分かるというメリットもあります。
授業時間を有効に活用するためにも、教材選びでは解説を重視しましょう。
学校の成績を伸ばしたいなら教科書準拠のワークを
学校の成績を伸ばしたいのであれば、教科書に加えて教科書準拠のワークを購入するのがおすすめ。
教科書準拠のワークであれば、解いた問題がそのままテストでも出やすく、即効性があります。
また、学校の授業と同じ文章や問題を解けるので勉強が苦手でも取り組みやすくなります。
授業の内容が分かるようになるので、勉強ができるという自信にもなります。
確実に身に着けたい時はドリルや問題集がおすすめ!
学校の授業はわかっているのに、いざテストになると点が取れない…という事もありますよね。
それは、理解したつもりになってしまい、その後反復練習をして定着していないからです。人は繰り返さないとすぐに忘れてしまいます。
解説が充実した教材は理解を深めたり、つまずく箇所を明確にできますが、問題の量が足りない場合があります。もし問題の量が足りない場合はドリルや問題集がおすすめです。
ドリルは、子供一人でも難なくどんどん解けるものを選びましょう。
間違いが続いたり、分からなかったりするとモチベーションが下がってしまいます。
小学生だと100均のドリルでも文部科学省の学習指導要領に基づいた内容なので十分使えます。
中高生であっても、市販の安い問題集で十分です。
この時もある程度解説があるものを選びましょう。特に難易度が高い問題の解説が充実しているものがおすすめです。
良くわからない時は売れ筋を選べば間違いなし
「書店に行って色々見ていたら、どれがいいかわからなくなってしまった」というのも、これから勉強を始めようとする人に多い悩みです。
問題集やドリル選びに迷ったら、まずはアマゾンランキング上位もしくは書店で平積みされている物、つまり売れ筋のものを選びましょう。
売れ筋のものであれば、あとは見た目の好みや持ち運びやすさなどで選んでしまって構いません。
よく分からないうちは、変にピーキーな問題集やマイナーなものを魅力に感じてしまいがちです。
一見地味に見えますが、売れ筋のものは使いやすく分かりやすい構成になっており、多くの人がそれで成績を伸ばしてきたからこそ人気になっています。
ですから、まだ問題集の良し悪しが分からない段階なら、まずは標準的なものから始めるようにしましょう。
医学部受験、帰国子女、不登校などの場合はまず先生と相談を
医学部受験を目指す場合や帰国子女である、不登校経験があるなど、「普通の問題集では対応できないかも」と思うようであれば、問題集購入前にまず先生と相談する事をおすすめします。
というのも、それらの場合は一概にどういった問題集がいいとは言えず、個別ケースでの判断が必要となってくるからです。
家庭教師の先生に聞けば、「今の勉強レベル」「目標とする勉強レベル」「あなたの勉強方法に合った解説」などから、プロの目線でおすすめの一冊を選んでくれます。
教材は自分で選ぶ?それとも先生のおすすめがいい?
「先生のおすすめを頼んだら、高い家庭教師業者の教材を買わされそう」という心配もあるかもしれませんが、ほとんどの場合家庭教師と教材会社の間には何も関係がありません。
もし、高額教材を買わせるタイプの家庭教師派遣センターだったなら、最初に営業があります。
それがないならば、安心して先生に任せて大丈夫です。
ですから、もし適当な教材を持っておらずこれから購入を考えているのであれば、まずは先生に相談して選んでもらう事をおすすめします。
本人にあったものを間違いなく提案してくれるので、より効率よく成績が上がりますよ。
また、おすすめ教材であれば先生も同じテキストを持っているので、先生自身も予習ができ、授業計画を立てやすくなります。
つまり、より円滑に授業が進む事にも繋がるのです。
自分に合った教材を使って成績を伸ばそう!
自分にピッタリの先生と教材でオーダーメイドの授業を受けられるからこそ、家庭教師は集団塾や個別指導に比べて短い時間で効果を上げられます。
ですから、より効率よく目的に向って成績を上げようと思ったら、家庭教師選びだけでなく教材選びも重要。
家庭教師の先生に聞けば、今の勉強レベルや目標などからぴったりの教材を選んでくれますよ。
自分に合った教材を使って、効率よく成績アップしましょう!
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