個別指導塾の選び方は指導人数がカギ
個別指導の選び方のカギは1人の講師が同時に指導する生徒の人数です。
個別指導塾ではよく1:1、1:2、1:3などの数字を見かけると思います。これは講師1人に対して何人の生徒がつくかを意味しています。
1:1なら講師1人に対し生徒は1人です。
1:2なら講師1人に対し生徒は2人です。
1:3なら講師1人に対し生徒は3人です。
生徒の数が多くなるにしたがって料金は安くなるのが一般的です。どの割合が良いかは生徒の目的によってことなります。
個別指導塾の指導人数(指導スタイル)についてはこちらで詳しく解説しています。
個別指導の具体的な選び方
個別指導の選び方として生徒の質問量が少なければ、多少指導人数の多い個別指導塾を選んでも大丈夫です。具体的には1:2~4の塾でもおそらく問題ないでしょう。
逆に質問量が多い場合は指導人数が少ない、具体的には1:1~2を選ぶのがおすすめです。
例えば進学塾に通っている生徒がその進学塾のサポートとして個別指導塾に通うケースがあります。
この場合、既に進学塾の授業で分からない箇所は明確になっているため、その生徒はその分からない箇所を指導してもらうために個別指導塾に通うので、付きっきりで指導してもらう必要はなく、問題を解きながらその合間に指導をしてもらいたいのです。
この場合は1:1ではなく1:2か1:3、質問量が毎回少なければ1:4でもその生徒にとっては適しているかもしれません。その分授業料も抑えられるはずなので、費用対効果は高くなるはずです。
勉強する習慣があればその分質問量も減る傾向が強いのは、想像がつくと思います。もちろん勉強する習慣があっても、疑問点を一気にまとめて質問したいという場合は1:1~2の塾でも構いません。
逆に勉強する習慣が無い生徒は分からない箇所は多いはずなので、質問量も自然と増えます。なのでこういった生徒は1:1や1:2などの講師がすぐに対応できる割合を選んだ方が成果が出やすいです。
要は自分の質問の量によって、あるいは指導してほしい時間がどのくらいなのかをある程度予想できればどのくらいの指導人数の個別指導塾を選べばいいか自ずと見えてくるということです。
家庭教師を選んだ方が費用対効果が高い場合もある
これは私の個人的な意見ですが、個別指導塾で1:1の指導を受けるなら料金がかなり安いとか、受験情報や研究された試験対策問題が充実しているとか何か大きなメリットがなければ家庭教師を選んだ方が効率的に学力は上げられると思います。
費用対効果も実質、家庭教師の方が勝ると思います。
個別指導塾に通っても1:1の授業なら指導スタイル自体は家庭教師と全く同じスタイルです。自宅で授業を受けるか塾で授業を受けるかの違いです。
それなら個別指導塾は通う時間がもったいないので、これを上回るメリットがないといけません。毎週のことですから、年間で考えると合計時間は結構なものになります。
また家庭教師なら先生を選べる幅が「生徒宅に通える範囲に住んでいる先生」の中から選べるのに対し、個別指導塾は「その塾のその教室に在籍している講師」の中からしか選べません。
なので個別指導塾で1:1の指導を受けるなら、料金面や情報面、サポート面、講師の質が高いのに家庭教師より安いなど何か家庭教師よりも大きなメリットがないとわざわざ個別指導塾に通う必要はないと思います。
基本的に個別指導塾でも1:2や1:3なら料金を比較的抑えながらも、あまり順番を待たずに早い段階で指導が受けられるので費用対効果としては合格ラインだと思います。
こんな個別指導塾はダメ!
個別指導塾の中には1:4や、多いと1:10などの割合で指導に当たっている個別指導塾がありす。
その中でもきちんと成果が出せるのは極わずかです。そのほとんどは利益に目がくらみすぎた名ばかり教育者集団といえるでしょう。
くれぐれもそんな低レベルな個別指導塾に通ってはいけませよ!
もし現在通ってしまっている場合は即辞めて、まともな個別指導に移るか、まともな家庭教師を付けた方がお金も時間も無駄にならず勉強効率も上がります。
コメント
>生徒の数が多くなるにしたがって料金は高くなるのが一般的です。
逆じゃないですか?
ねこさん
そうです、逆ですね(^^;修正させて頂きました!
教えて頂いき有難うございます!