家庭教師の先生に気持ちよく授業してもらうために重要なのがお互いの距離感。
家というプライベートな空間に来る点もあり、特に慣れてくると最初のような緊張感がなくなってしまいがちです。
今回は、家庭教師の先生に対してうっかりやりがちですが嫌がられる行為について解説します。
家庭教師の先生とよりよく付き合うために、心配りを忘れないようにしましょう!
家庭教師といい関係を築くためにも礼儀は必要!
仕事でやって来る家庭教師の先生であっても、生徒のご家庭側にやられたら「嫌だな」と思う事はあるもの。
もちろんプロですから、だからといって授業に手を抜いたりする事はありません。
しかし、できればお互い気持ちよく付き合いたいですよね。
また、場合によっては先生の迷惑になるだけでなく、授業時間が短くなったり家庭教師費用が無駄になってしまったりと、自分にとっても不利益になってしまう事もあります。
効率よく成績をアップするためにも、今回以下で紹介する3点にまず気をつけてみましょう。
当日欠席・遅刻
嫌がられる行為で一番多いのが、ドタキャンと遅刻です。
これらは、心証が悪いだけでなく授業計画の遅れなどにも繋がってしまいます。
家庭教師の先生は生徒のために毎週時間を確保しています。
ですから突然欠席・遅刻されると、その分の時間が空いてしまうわけです。
しかも欠席連絡が入った時、すでに先生が生徒の最寄り駅まで行っていても交通費は支払われません。(会社によっては出る事もあるようですが)
無駄な時間とお金を先生に使わせてしまう事になります。
遅刻の場合には、基本的にはできる限り授業時間を延長する事がほとんどだと思います。
しかしあくまで延長は先生の厚意です。
先生にも予定がありますし、後に他の生徒がいたり、バスや電車の時間の関係で延長が難しい場合もあります。
また、家庭教師業者によっては当日の欠席連絡はキャンセル料がかかる事も。
遅刻によって授業時間が短くなった場合も割引などはないので、その分の費用が無駄になってしまいます。
もちろん体調が突然悪くなったり、予想外の出来事で遅刻することは誰しもあります。常識の範囲内で、できる限りの対応を心がければ大丈夫です。
個人的な連絡先を聞き出そうとする
個人契約の家庭教師ならもちろん連絡先交換は必要です。
しかし、家庭教師派遣会社から来ている先生の場合、直接やり取りするのは基本的にNGです。
振替や欠席、勉強の相談などがいつでもできる方が便利で安心なような気もしてしまうかもしれません。
しかし、直接連絡先を交換するのは家庭教師側だけでなく、「家庭教師が生徒と授業外で会おうとした」など、ご家庭側にとっても問題が起きやすくなってしまいます。
また、多くの派遣会社では、ご家庭と家庭教師の直接のやり取りを禁じています。
必ず、家庭教師センターを通じて先生には連絡しましょう。
少し面倒かもしれませんが、お互いトラブルにならず気持ちよく付き合うために大切な距離感です。
授業指導後に長時間捕まえる
遅刻の部分とかぶってしまいますが、後に他の生徒がいたりする場合もありますし、先生にも都合があります。
ですから、家庭教師の先生を授業後に長時間拘束する事は避けましょう。
もちろん授業後のフィードバックや説明などは大事です。
お子様が何を今日学んだか、課題点はどこか…気になる点、先生に聞きたくなる事は沢山あると思います。
ですが、長くても20分程度に納めるようにして、用件だけを簡潔に聞くようにしましょう。
その方が、お互いに大事な部分だけを話せるので記憶にも残りやすくなります。
ダラダラと世間話などを振ったり、子供の遊びに付き合わせようしてくるご家庭だと、家庭教師側も「どうやって帰ろう」という点ばかりに頭が行きがちになる事も。
もちろん、先生と仲良くしたいというその気持ちはとても嬉しいのですが、毎回続くとその家に行くのが苦痛になってしまう事もあります。
一緒に遊んだり、長時間雑談していると、先生と生徒ではなく、馴れ合いのような関係にもなりがちです。
しっかり授業に集中して最大限の効率を得るためにも、必要ない話などで授業後に長時間先生と話すのはやめましょう。
家庭教師といい関係を築いて気持ちよく教わろう!
せっかく来てもらう家庭教師の先生。
いい関係を築いて、気持ちよく授業を受けたいですよね。
もちろん、謝礼や贈り物や毎回のお菓子など、先生に対して必要以上に気を使う必要はありません。
お互いを尊重して長くいい関係を保つのは、単にマナーというだけでなく授業の効率を良くするためにも大切です。
今回紹介した注意点に気をつけて、よりよい関係を家庭教師と築きましょう!
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