個人契約の家庭教師の料金相場（3,000人調査結果）

個人契約の家庭教師の料金相場

全国約3,000人の個人契約の家庭教師を調査した60分あたりの料金相場です。約3,000人を1人1人コツコツと調べて算出しました。見やすいように金額は四捨五入しています。

対象学年は小学生、中学生、高校生です。

家庭教師の種類は「大学生・社会人」、「現役の医学部生」、「プロ家庭教師」の3種類で分けています。

この料金相場は基本的に60分あたりの授業料（指導料）です。教材費や個人契約の紹介サイトによる紹介手数料などその他の費用は基本的に含まれません。

ですが、たまに授業料にプリント代や交通費込の家庭教師もいます。

個人契約の場合、料金はその家庭教師が決めるのでばらつきが大きいです。なのでこの料金相場は、あくまでも参考程度にとどめることをおすすめします。

中学受験や難関大受験などは、この相場料金にさらに数百円から数千円上乗せになるケースが多いです。

また東大や京大、医学部生などの家庭教師も相場より高い傾向にあります。

東大生家庭教師、個人契約と派遣センターの料金相場

東大生家庭教師の料金相場を個人契約と派遣センターで算出し比較しました。また東京の料金相場と全国の料金相場も算出し、東大生家庭教師と比較しています。後半では私の家庭教師の経験から、東大生などの高学歴家庭教師の誤解や個人契約と派遣センター（派遣業者）のメリット・デメリットも紹介しています。

kenjanosentaku.com

中学受験は別途こちらで算出してあります。

中学受験生向け家庭教師の料金相場

中学受験の家庭教師の料金相場を算出！各社の料金比較表も掲載！派遣業者（センター）、個人契約、都道府県別、自宅訪問型、オンライン型、学生、社会人、プロ、医学部生など細かく分けて掲載しているのであなたのニーズに合った料金相場が分かります。感覚ではなく実際に調査して得た数値です。

kenjanosentaku.com

全国各地域の料金相場

個人契約の家庭教師が少ない地域は、近隣地域と合算して算出しています。

北海道

東北（青森・岩手・秋田・宮城・山形・福島）

東北地方が個人契約の家庭教師が少ないため、青森・岩手・秋田・宮城・山形・福島のデータを合算しました。

北陸・甲信越（新潟・山梨・長野・石川・福井・富山）

北陸・甲信越も個人契約の家庭教師が少ないため、新潟・山梨・長野・石川・福井・富山のデータを合算しました。

北関東（群馬・栃木・茨城）

関東の中でも東京、埼玉、千葉、神奈川はそれぞれ個人契約の家庭教師が多いのですが、群馬・栃木・茨城は少ないので合算しました。

東京

東京は全国で一番家庭教師の料金が高いです。少しでも安く契約したい場合は、東京以外の関東圏内の地域の家庭教師の中で、指導対象エリアに東京が含まれている先生を探してみて下さい。

たまに東京に住んでいなくても、都内でも指導可能という先生がいます。

神奈川

神奈川も東京とあまり変わりません。この程度の差なら東京と神奈川はほとんど同じと考えてもいいでしょう。

千葉

埼玉

東海（静岡・岐阜・三重）

東海でも愛知を除いた地域は個人契約の家庭教師が少ないため、静岡・岐阜・三重のデータを合算しました。

愛知

大阪

京都

兵庫

奈良・滋賀・和歌山

奈良・滋賀・和歌山は個人契約の家庭教師が少ないためデータを合算しました。

中国（広島・岡山・鳥取・島根・山口）

中国地方も各地域では個人契約の家庭教師が少ないため、広島・岡山・鳥取・島根・山口を合算しました。

四国（愛媛・徳島・香川・高知）

四国地方も各地域では個人契約の家庭教師が少ないため、愛媛・徳島・香川・高知を合算しました。

福岡

九州の中でも福岡だけは個人契約の家庭教師が多いため、単体で算出しています。九州の他の地域より若干ですが、全体的に料金も高くなっています。

九州（佐賀・長崎・大分・熊本・宮崎・鹿児島）

福岡以外の九州のその他の県は各地域だけでは個人契約の家庭教師が少ないため、福岡を除く佐賀・長崎・大分・熊本・宮崎・鹿児島を合算しています。

沖縄

沖縄はかなりデータが少なかったです。特にプロ家庭教師で個人契約をネットで募集している先生は相場が出せるほどの人数はいませんでした。

九州と合算してもよかったのですが、離島ですし、明らかに料金が九州より安いので沖縄は独自で算出しています。

家庭教師派遣業者の料金相場

こちらは家庭教師派遣業者の料金相場（センター）です。全国の160社以上から算出した料金相場です。

この派遣業者の相場には高額教材販売をしている業者は含まれません。教材を月額払いにしている業者も含まれません。

理由は月額でも年間にすれば高額になりますし、さらに数年間続ければどんでもない学になるからです。

なので基本的に授業料と相場と考えて下さい。

また上の表では個人契約と比較しやすいように中間の料金を掲載しています。もっと細かい料金相場が見たい方はこちらを御覧ください。

家庭教師の料金相場（200社以上調査）

200社以上の家庭教師派遣業者の料金を調べて相場を算出。小学生、中学生、高校生をそれぞれ「学生・社会人家庭教師」と「プロ家庭教師」の2種類分けて算出しています。後半では私の家庭教師の経験と200社以上の調査結果を通して、「おすすめの家庭教師派遣業者の3条件」と「良い家庭教師の見つけ方」を解説します。

kenjanosentaku.com

個人契約と家庭教師派遣業者の料金相場を比較

個人契約と派遣業者の料金相場を比較してみましょう。

小学生

ここでは中学受験生の料金は含まれません。

中学生

高校生

個人契約のメリット・デメリット

個人契約のメリットはなんといっても安さです。

家庭教師業界では派遣業者にもよりますが業者が3～6割もっていくと言われていますが、数値的にもそんな感じになっていますね。

学生や社会人の家庭教師はだいたい1.5～1.6倍程度の差ですが、プロ家庭教師は2倍以上の差がありますね。

しかし一見、料金だけ見ると個人契約の方が安いので個人契約を選びたくなると思いますが、「個人契約には安いだけの理由がある」という事も、お金と時間を無駄にしないためにも理解しておく必要があります。