派遣業者の家庭教師と個人契約するとトラブルのもと!
家庭教師の個人契約する際に知人友人から家庭教師を紹介してもらう場合もあると思います。
その際に注意したいのが、その家庭教師が派遣業者から派遣された先生だった場合です。
もし紹介してくれたご家庭が派遣業者の家庭教師を付けている場合は、その家庭教師と個人契約を結ぶと、派遣業者やその紹介してくれたご家庭とトラブルになる恐れがあるのでおすすめしません。
家庭教師の個人契約トラブルの事例
お友達のAちゃんは派遣業者から家庭教師の先生を1時間4,500円で派遣してもらっていたとします。
おかげでAちゃんはどんどん成績が伸びていきました。
するとそれを間近で感じていた友達のBちゃんも家庭教師に教えてもらいたいということで、その先生を紹介してほしいとAちゃんに言ってきました。
お友達なのでAちゃんは快く紹介しました。
Bちゃんは先生との面談も上手くいき、直接契約することになりました。派遣業者を通さないので授業料は1時間3,000円に決まりました。
Aちゃんの授業料は4,500円なのに対して、紹介してもらったBちゃんは個人契約を交わしたので1時間3,000円となりました。
この場合どんなトラブルが考えられるでしょうか?
派遣業者から違約金を請求される
まず派遣業者とAちゃん宅で交わした契約内容(当社を通さず他人に家庭教師を紹介してはならない等)に違反している恐れがあります。
これはバレると違約金などを請求される可能性があります。
しかも善意で教えてくれたAちゃん家族が請求されるかもしれませんし、家庭教師の先生が請求されるかもしれません。あるいは両者が請求される可能性もあります。
そして契約は解除になる可能性も十分に考えられます。
友達家族と喧嘩になる
次にAちゃん宅からすれば親切で紹介してあげたのにAちゃんよりもBちゃんの方が料金が安い契約内容なので、Aちゃん宅は良い気持ちはしないという点です。
これでAちゃんとBちゃんが仲が悪くなるかもしれませんし、あるいは親同士が喧嘩になる可能性があります。
BちゃんはAちゃん宅には3,500円という金額は内緒にしておけばバレないかもしれませんが、共通の先生なので授業料の話も出る可能性がありますし、ついうっかり先生が話してしまう可能性もあります。
先生が間違えてBちゃんの月謝袋をAちゃんに渡したり、Aちゃんの部屋に落としたりするなんてことも十分有りえます。
何か嘘をついたり隠し事をしていると、それは良い行いとはいえませんよね。お金よりもお友達を大事にすることの方が教育的にも良いと思います。
こういったトラブルが起こらないように、はじめから個人契約はせず、派遣業者を通すのがおすすめです。そうすればこのようなトラブルは起こりません。
まずありえませんが、もし派遣業者との契約上問題ない場合に限り、派遣業者と契約しているご家庭から紹介してもらう場合は始めから紹介してくれたご家庭に金額の話はしておいた方がトラブルになる可能性を抑えられます。
何にせよ、トラブルの可能性が高まるので派遣業者と契約しているご家庭からは、派遣業者を紹介してもらうことをおすすめします。
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