指導力にプロ意識をもつ四谷進学会を現役家庭教師が分析

四谷進学会プロ家庭教師センターとは?

家庭教師というと、大学生のアルバイトというイメージがありませんか?

実際に、大手の家庭教師派遣センターでも大学生から社会人まで幅広い年代が講師として登録していることが多いです。

しかし、四谷進学会に登録している講師はすべて、大学卒業後に家庭教師を職業としているプロ家庭教師です。

また、四谷進学会のスタッフには家庭教師と教育コンサルタントが所属しており、それぞれが専門的なサービスを提供することで最短で成果が出ることを目指すことができます。

四谷進学会の授業は小学生から社会人まで幅広く対応しており、オンライン授業にも対応しています。

料金は?

月謝は「(指導料)×(時間)+(月会費3,800円)」で決まっており、料金形態もわかりやすいです。

指導料は家庭教師のランクと指導学年に応じて変化し、小学生で1時間4,200円~7,400円と設定されています。

対象学年や講師のランクによって高い安いは評価が別れると思いますが、私は全体的にみてリーズナブルな設定になっている感じました。

いづれにせよ契約前には実際の担当家庭教師の授業を体験することができるので、指導料と指導内容を確かめてから契約することをおすすめします。

オンライン家庭教師や自宅訪問型家庭教師の料金相場が知りたい方はこちらをご覧ください。

四谷進学会だけではく、他のオンライン家庭教師センターの料金も知りたい方はこちらをご覧ください。

プロ家庭教師だからこその高い指導力

四谷進学会の家庭教師は、全国の塾講師や連携私立校の教員など指導歴のある人材を募集しています。また、選考では面接試験に力を入れており、学歴ではなく、「プロとして指導できるかどうか」にこだわっていると感じました。

では、どのような点で家庭教師の質にこだわっていると感じたのかご紹介します。

複数の項目で定められたランク設定

四谷進学会の家庭教師は指導歴5年前後の「スタンダード」、指導歴10年前後の「ハイグレード」、指導歴20年前後の「プレミアム」の3つにランク分けされており、このランクは指導年数だけではなく、「評判」「経歴」「合格実績」「科目の専門性」なども加味された実質的な指導力を表しているそうです。

学習の成果には生徒との相性も大いに関係しますが、人間的な相性だけで決まるわけではありません。

実際に多くの生徒で成果を出したという実績は、どんな生徒でも対応できる柔軟性や相性に寄らない指導力の証明と見ることができ、成果を期待できる実力者と考えることができます。

また、専門性が高い人の解説は要点を押さえていてわかりやすかったり、教科書に載っていないような技を教えてもらえる可能性があります。

教える以上の知識を持っていることは指導をする上で大切で、私は中学校の教員として小学校に派遣されたことがありますが、教科書頼りで児童よりも授業内容を理解していない教員が指導していて眩暈(めまい)がしそうだったことがあります。

その教科の専門知識がないと、教科書や問題集の解答に書かれていないことを生徒が答えた時に正しいのか間違っているのか判断ができないのです。

本当は正しいのに「解答にないからバツ」なんて言われたら勉強が嫌いになってしまいますよね。

また、先生がなんとなく問題が解けるだけで指導をしてしまうと、変に考え方を省略していたり、根拠のない解き方を教えたりする可能性があるので、その教科の専門性があるということは大切です。

ただし、合格実績に関しては、誇張していたり嘘の実績を掲載している会社もありますので、そこだけにこだわらず、総合的に判断することが大切です。

具体的な月間目標

四谷進学会は月ごとの目標を定め、毎回の指導報告書の他に、月末やテスト返却時に保護者へ指導報告を行っています。

正直、かなりしっかり授業をしないとこのペースで保護者へ指導報告をするのは冗談ではなくしんどいです。毎時間明確な目標を持ち、一貫した指導方針で効率的に成果を出していかないと、変化のない指導報告になってしまって逆に信用に関わります。

これだけこまめに指導報告ができるのは、指導力があり、成果につながる効率的な学習をしている証明だと思います。

また、指導の流れの記録はより効率的で効果的な指導計画を立てる資料になりますし、毎時間の授業の記録は家庭教師自身の指導の振り返りにもなりますので、一貫した指導に繋がります。

プロだからできる「解き方」の指導

日本で何十年も教育法について議論が続いているのは、誰にとっても1番良い指導法というものが無いからです。

多くの人にとって良い指導法や、個人にとって良い指導法というものはありますが、どんな人にやっても最適な結果を出せる指導法というものは存在しません。

何故なら、どの方法が効率が良いのかは人によって違うからです。

目で覚えるのが得意な人、耳で聞くのが得意な人など、自分にあった勉強法というものは1人ひとり違います。

「目の前の生徒に合った勉強方法」を教えるということは、自分自身が勉強ができるだけでは不可能で、教育に関わり、多くの子どもを見てきたり、教育に関して深く学んできたりすることで身に付く能力です。

自分が学びやすい方法を知ることができた生徒は効率よく成果を出し、受験が終わってその家庭教師の授業を受けなくなっても、新しいことを自ら学び、どんな環境にも適応して成功することができます。

学ぶ方法を知っているということは現代社会を生き抜くための力です。私はこれは、学生家庭教師の授業ではなかなか得られない大きなメリットだと思います。

専任の教育コンサルタントによる効率的な受験対策

さりげなくすごいと感じたのが専任の教育コンサルタントの仕事内容です。

教科指導外のサポートを行ってくれるスタッフがいる家庭教師派遣センターは少なくありませんが、四谷進学会のサポートはひと味違います。

まず、塾用の教材の購入はどう頑張っても個人では出来ないので、こんなサービスを行ってくれるところがあるのだと驚きました。

私が塾講師をしていた時に生徒の教材を選ぶために塾用の問題集を見比べたことがあるのですが、どれも使いやすく、志望校の難易度に応じたものもあって効率よく勉強できるように工夫されていたので、あれを使えるのは正直羨ましいです。

また、受験は情報戦でもあります。戦略を練り、志望校の出題傾向などを踏まえた効率的な指導を行うことが求められます。

四谷進学会の教育コンサルタントは学校へのインタビューや進路相談も行ってくれるので、限られた時間の中で効率的に情報を集めることができると感じました。

まとめ

四谷進学会は値段だけを見ると少し高いと最初は感じましたが、指導力と効率へのこだわりが強く、値段に見合うだけの実績を積み重ねてきたからこその金額なのだと納得しました。

また、オンライン授業や不登校や大学生、社会人を対象としたコースもあり、教育コンサルタントと合わせてサービスの行き届いたセンターという印象です。

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